27000冊ガーデン
大崎 梢
双葉社
作品紹介、あらすじ
星川駒子は県立高校の図書館に勤める学校司書だ。ある日、カウンターに置いた「本について相談したいことがあったらなんでも声をかけてね」というプレートを見た男子生徒から、転落死体が発見された場所に本を落としてきてしまったと相談を受けた。駒子は出入りの書店員・針谷敬斗と共に、生徒が巻き込まれた事件の解決に一役買う。そんなふたりのもとには、図書館や本にまつわる謎が次々と持ち込まれる!?本も生徒の心も密室みたい。中で何が起こっているのか、わからない。
感想やレビュー
ビブリオミステリとしても面白く、また学校図書館の仕事も丁寧に書かれていて、学校図書館の司書の大切な役割を教えてくれる作品。
図書館司書の話。ちょこっとミステリーも入ってるけれど、心温まる話が5篇ほど入っている。どんな境遇でも、本の世界は自由で平等。 子供達に、本の素晴らしさをつたえる司書の仕事って遣り甲斐ありそうです。