カエルの小指 a murder of crows
道尾 秀介
講談社
作品紹介、あらすじ
詐欺師から足を洗い、口の上手さを武器に実演販売士として真っ当に生きる道を選んだ武沢竹夫。しかし謎めいた中学生・キョウが「とんでもない依頼」とともに現れたことで彼の生活は一変する。シビアな現実に生きるキョウを目の当たりにした武沢は、ふたたびペテンの世界に戻ることを決意。そしてかつての仲間ーまひろ、やひろ、貫太郎らと再集結し、キョウを救うために「超人気テレビ番組」を巻き込んだド派手な大仕掛けを計画するが…。
感想やレビュー
カラスの親指を読んだ時に面白い!と思って、続きがあることを最近知り、読みました。 カラスの親指と同じように騙されるんだろうな〜と思っていたので、そこまでの衝撃はなかったのですが、やっぱり面白かったです。 道尾秀介さんの作品をいくつか読んだのですが、この間スケルトンキーを読んで暗いなぁ…と思っていたのでカエルの小指のような、暗い部分もあるけどちょっと表現がおもしろい部分もある作品のほうが個人的には好みです。