嗤う名医
久坂部 羊
集英社
作品紹介、あらすじ
脊柱管狭窄症で尿道に管を入れられ自宅で寝たきりの状態を強いられている男性は、嫁に浣腸を頼むのが憂鬱だ。あげくに嫁は看護婦や医師にわたしが痴呆だと嘘をついて嫌がらせをしている。きっと施設送りにしようと企んでいるに違いない。そんなことはさせないと叫ぶがー「寝たきりの殺意」。豊胸手術に失敗した運の悪い女を描いた「シリコン」他、現役医師による背筋が凍るミステリー全6篇。
感想やレビュー
短編集6話、寝たきりの殺意と至高の名医が良い。医師の作家だけあり描写はすごいがあまり印象が残らない、ただ読んだだけの感。