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卵の緒

卵の緒

瀬尾 まいこ

新潮社

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作品紹介、あらすじ

僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。「親子」の強く確かな絆を描く表題作。家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7’s blood」)。優しい気持ちになれる感動の作品集。

感想やレビュー

瀬尾まいこ本人の経験をまた別の視点にして描くことでリアリティのある作品になっていた。家族の形を変えるだけでここまで作品に深みが出るということを知れた。

2

人と人の繋がり。 静かにしみる、また読みたい本。

2

出てくる人達がみんな芯を持っていて、カッコイイと思いました。(特に君子さんのキャラが好きでした!) 血の繋がり、家族の形そんなものは関係ないと思わせてくれました。 人と人との繋がりを感じさせる暖かい物語です!

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