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野球の国のアリス

野球の国のアリス

北村 薫

講談社

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作品紹介、あらすじ

春風に誘われたような気まぐれから、アリスは新聞記者の宇佐木さんのあとを追い、時計屋の鏡の中に入ってしまった。その日は夏休みの「全国中学野球大会最終戦」の前日。少年野球のエースだった彼女は、負け進んだチーム同士が戦う奇妙な大会で急遽投げることになる。美しい季節に刻まれた大切な記憶の物語。

感想やレビュー

北村薫「野球の国のアリス」読了。講談社ミステリーランドとして刊行された小説の文庫版。「かつて子供だったあなたと少年少女のための」とのコンセプト通り、中学生ぐらいに戻ったような気持ちになってしまった。タイトル通り、野球大好きな少女アリスが鏡の国に迷い込んで大活躍するという話。とても楽しくあっという間に読み終えてしまった。やっぱり北村薫さんの文章、好きだなあ。

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