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今夜だけ生きのびたい

今夜だけ生きのびたい

おにぎり1000米/星名あんじ

幻冬舎コミックス

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作品紹介、あらすじ

騎士と魔術師が織りなす、珠玉のファンタジーBL。大陸を旅して十年。伯父の訃報を受け王都へと戻った魔術師・アーベルは、王城魔術師団の一員として生活する傍ら、週末になると、城下にある亡き伯父の屋敷のそばで暮らしている。ある週末、注文した覚えのない大量のピザが屋敷に届き万策尽きていたところ、城下を見回り中の騎士・クレーレと出会う。ふたりで過ごす時間を重ね、心には温かな期待も羽ばたき始めるが、失意のなか孤独な夜を数えるように生きているアーベルにとって、クレーレはどうしようもなく眩しい存在で…。

感想やレビュー

#おにぎり1000米 #今夜だけ生きのびたい #星名あんじ 2023年8月発行 ♤騎士と魔術師が織りなすファンタジー SFマガジンでおにぎり1000米先生のエッセイを読んで興味を持ったので、デビュー小説を買ってみました♡ 荒削の魅力というのでしょうか。細やかさが足りないけれど、なんだか楽しかった。 素敵なイラストの影響も大きい。 日陰の存在だった回路魔術師アーベルの日常やピンチを通して、恋が芽生えるストーリー。 重みのあるタイトルから、どんな壮絶な過去が!?と思っていたら、これには少々肩すかし…。わりとほのぼのでした😅 回路魔術師(科学者または研究者的な人)として働くアーベルが地味ながら可愛かった。御曹司の騎士クレーレの恋する焦燥や甘さ加減にニヤニヤ。 聡明な二人が使節団として大陸へ派遣されるとのことなので、またいつか会えたら嬉しいな。

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