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さざなみのよる

さざなみのよる

木皿 泉

河出書房新社

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作品紹介、あらすじ

富士山の間近でマーケットストア「富士ファミリー」を営む、小国家三姉妹の次女・ナスミ。一度は家出をし東京へ、のちに結婚し帰ってきた彼女は、病気のため43歳で息をひきとるが、その言葉と存在は、家族や友人、そして彼女を知らない次世代の子どもたちにまで広がっていく。宿り、去って、やがてまたやって来る、命のまばゆいきらめきを描いた感動と祝福の物語。

感想やレビュー

ドラマで使われそうな話だなあと思いながら読んでいたら作者は脚本家の方だった。 1人の死と関係性の深かった人との回想シーンが繰り返される構図になっていて、その関係性を忘れないうちに一気に読む必要がある。 前半が一番面白かった。

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