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アフリカ 人類の未来を握る大陸

アフリカ 人類の未来を握る大陸

別府 正一郎

集英社

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作品紹介、あらすじ

二〇五〇年、アフリカ大陸の人口は二五億人に迫り、世界の四人に一人が「アフリカの人」になると言われている。人口激増は食糧問題や経済発展、環境破壊に大きな影響を及ぼす。つまり、人類全体の未来は、アフリカを抜きには語れないということだ。そのアフリカは、経済発展している一方で、砂漠化、飢餓、貧困、紛争など、グローバル資本主義の矛盾も多く抱えている。アフリカはこの先どうなっていくのか?その現状と未来を、現役NHK特派員が現地からレポート!

感想やレビュー

アフリカについて、NHKの記者がまとめた本。 2050年に全人口の4人に1人がアフリカ人と言われ、金、ダイヤモンド、石油、レアメタルなど資源豊かなアフリカが、「希望の地」となるのか、「絶望の地」となるのか、両側面の実情を説明してくれている。 アフリカ大陸は言わずと知れた元植民地であるため、白人vs黒人、黒人内の紛争が絶えずに続いている。 南アフリカでは、富裕層のほとんどが白人で格差社会が日々広がっている現状だ。ある地域は、白人しか住めないようになっているらしい。いまだに分離社会が存在していたとは驚きである。格差社会の根源の一つとして、南アフリカのほとんどの土地を白人が所有していることが挙げられる。これに対して、白人所有の土地を収用し、黒人に分配する運動があるようだ。 また地球温暖化の被害を最も受けているのは、アフリカである。モーリシャスでは綺麗なビーチが侵食され、水温上昇に伴い女性の職(浅瀬で海藻を養殖)が危ぶまれている。一方で食料不足問題も挙げられる。解決策の一つとして、安価な化学肥料が挙げられるが、化学肥料を作るには石油を使うので、温暖化の原因となってしまうという相反する状況だ。そもそも旱魃による水不足が原因だと思うけど、、、 食料問題に対してどう取り組めば良いのだろうか、 自分はアフリカビジネスに携わりたいが、まだ、英語力もないし、コミュニケーション力も弱いので、鍛錬が必要だ 働きながら、JICA?商社への転職も視野に入れたい、、、

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