Bookstand
Bookstand
風と共にゆとりぬ

風と共にゆとりぬ

朝井 リョウ

文藝春秋

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

1冊で100回笑える、腹筋崩壊エッセイ!

感想やレビュー

驚いた。あの『正欲』を書いた人と同一人物!?とたいそう笑わせてもらいながらも、どんだけ卑屈でネガティブなんだ?と少々心配になりつつ読み進める。なんのことはない、この方は所謂リア充族だ。ご本人にしてみたらいろいろあるかもしれないが傍から見てる分には非常に充実した人生を歩まれている。そして、自分をとことん落とす自虐ネタでまわりを楽しませようとするサービス精神旺盛な方だ。だからこそ、朝井リョウさんが描かれた『正欲』の八重子は「造形に厚みがなく、ただただ元気で明るい人間は異物に近くなる」だったことが腑に落ちた。

2
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう