仏果を得ず
三浦しをん
双葉社
作品紹介、あらすじ
高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜になる。以来、義太夫を極めるため、傍からはバカに見えるほどの情熱を傾ける中、ある女性に恋をする。芸か恋か。悩む健は、人を愛することで義太夫の肝をつかんでいくー。若手大夫の成長を描く青春小説の傑作。
感想やレビュー
いやー、面白かった!人形浄瑠璃文楽のことは全く知識がないけど、健と兎一郎と、師匠や健の恋と。まっすぐに太夫を極める健の姿勢がすてきだった! やっぱり三浦しをん!!