ノーバディノウズ
本城 雅人
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
メジャーを代表する東洋系スラッガー、“ジャスティン・キング”。大都市球団へのトレードを拒み続ける彼の正体を探る者たちが姿を消す。最後に日本の新聞記者が辿り着いた驚愕の真実とは。パワフルかつ緊迫の展開でラストへと一気に導く新時代野球ミステリの傑作。第一回「サムライジャパン野球文学賞」大賞受賞作。
感想やレビュー
著者のデビュー作にして、みごとな野球とミステリの融合。本作が著者の野球ミステリの原点、野球をここまで掘り下げた作品はそうはお目にかかれないだろう。