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たこ焼きの岸本

たこ焼きの岸本

蓮見恭子

角川春樹事務所

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作品紹介、あらすじ

大阪の住吉大社近くで、亡き夫から引き継いだ「たこ焼き屋」をひとり営む岸本十喜子。十八歳で家を出て行った息子は行方知れずのまま。だが、特製玉子サンドと珈琲が美味しい、カーリーヘアで豹柄ミニスカートの喫茶店のママ、子供食堂を併設した「キッチン住吉」の佳代など、商店街の皆と、身の回りで起きる事件を解決していく。熱々で美味しいたこ焼きが人々の心を優しく和らげる、どこか懐かしく温かく笑える下町人情物語。書き下ろし。

感想やレビュー

古き良き昭和が色濃く残る大阪の商店街を舞台に、たこ焼屋の十喜子さんが奮闘する日常を描いた人情物語。特に中盤から後半にかけてのドタバタが面白く、飛び交う大阪弁にも心が和んだ。 たこ焼やチーズ焼が余りにも美味しそうで、途中から頭の中は粉もの一色に。笑

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