
孤愁〈サウダーデ〉
新田 次郎/藤原 正彦
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
「孤愁」とは、「愛するものの不在により引き起こされる胸の疼くような思いや懐かしさ」のこと。ポルトガルの外交官モラエスは、明治後期に来日、日本の自然、文化、女性を愛し、その著作で、日本の素晴しさ、日本人の美徳を世界に知らしめた。父・新田次郎の未完の絶筆を息子・藤原正彦が書き継いだ力作評伝。
感想やレビュー
西田祥子さまへ 先日は、御本ありがとうございました。 休みに一気に読ませて戴きました。 ポルトガル人モラエスと私達日本人に共通するもの「孤愁」…だからこそ他人に優しくでき、「今」を大切にできる… 藤原氏が父の跡を追った32年間こそ「孤愁」にかられたのではないかと深く感銘しました。 私の知らなかった世界を教えて下さったこと心から感謝申し上げます。 神戸と徳島に行ってみたくなりました。 西田様、今まで本当にありがとうございました。 京阪守口のお客様、西田祥子様に貸して戴いた本でした。
1