バカの壁
養老 孟司
新潮社
作品紹介、あらすじ
イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人は、なぜ互いに話が通じないのか。そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。いつの間にか私たちは様々な「壁」に囲まれている。それを知ることで気が楽になる。世界の見方が分かってくる。人生でぶつかる諸問題について、「共同体」「無意識」「身体」「個性」「脳」など、多様な角度から考えるためのヒントを提示する。
感想やレビュー
話が通じない人の特徴 それは物事を絶対と決めつけ、多面的に捉えることができない人。 一度一元的に捉えると、なかなか多次元的には戻れない。ただ一元的な人は、芯が通ってるとの見方もできる。これが正しいような世の中だが、果たしてそうなのか、疑問が残ることを指摘している。 僕的には、人としての根っこの部分には一元的(普遍的)にとらえ、枝葉の部分は多面的にできたら理想と考える。
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