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オリオンは恋を語る

オリオンは恋を語る

砂原糖子/金ひかる

新書館

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作品紹介、あらすじ

夏、コンサートを控え遠出できない館原と過ごすため軽井沢から東京にやってきた吹野。館原のマンションで寝食を共にし、彼の音楽をそばで感じ、蜜月に近い日々を送る。だが人の多い環境で、吹野は自身のコンプレックスと改めて向き合うことになる。恋にも刺繍の仕事にも自信を持てない吹野をもどかしく思う館原は…?天才ヴァイオリニスト館原と音のない世界で生きる吹野の恋。「バイオリニストの刺繍」続篇!!

感想やレビュー

#オリオンは恋を語る # 砂原糖子 2023年5月発行 《世界的なバイオリニスト×聴覚障害の青年》 この続編は受けちゃん視点のお話で、蜜月編。 見栄っ張りで頑固でもある吹野の心境の変化が丁寧に描かれていて面白かったです。 人は変われば変わるものですね〜。 ツンデレが安定の可愛いさです。 吹野は、いざとなると自動車かっ飛ばしてバイオリニストの恋人の窮地に颯爽と現れる、タフで健気な面もあるの。 ラブシーンも良かったけれど、一番キュンとしたのは、苦手な発話を一生懸命に話すようになった吹野の様子。 「照れてる?」「れれてない」 「婚約」「こんにゃくっ?」 よれてる言葉をからかう館原との日常会話にほっこりしました。 作中にポンセ作の「エストレリータ」という吹野が気に入っている曲があって、ググッてみました。とてもゆったりとした美しいメロディー。バイオリンは弓の使い方が魅力的で、観て心で楽しめる音楽だなぁと改めて思いました。 #bl小説好き #bl漫画好き#腐女子 #bl小説 #book #本好き#ファンタジー小説 #読書好き #本屋好き#読書記録 #読書感想文

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