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おひさまパン

おひさまパン

エリサ・クレヴェン/江國香織

金の星社

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作品紹介、あらすじ

おひさまがかくれてしまい、さむくてくらいまち。「それならわたしがとくべつなパンをやきましょう」と、パンやさんがきじをこねはじめると、おひさまパンはふくらんでふくらんで、そしてもっとふくらんで…。

感想やレビュー

「551の肉まんがある時ー!ない時ー…」のような絵本と言いますか。冬さなかのおひさまが弱い日と、春も近づきおひさまが出てきた時の動物たちのよろこび具合の違いを楽しめる絵本。特に冬のそれぞれのおうちの中で何が起こっているのかを楽しそうに見ていました。「ぬいぐるみ取り合いっこしてる!」とか「落書きして怒られてるー!」とか。春になってからの情緒的な展開はあまり響いてなかったようですが。それでも、読むのは母でもページをめくるのは普段から息子に任せているので、めくる速度から絵を見入っているのがよくわかります。 8歳

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