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ワンダーリング

ワンダーリング

一穂ミチ

新書館

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作品紹介、あらすじ

七つの年にラスベガスのカジノで拾われた芦原雪。自分を拾ったシンガポール華人の令輝から徹底的にルーレットを仕込まれ、雪は一流の腕を持つまでになる。厳しい育ての親とは対照的に、“雪”に名前をつけ、無条件に甘やかそうとするのが令輝の腹違いの弟、藤堂だった。雪にはそれが煩わしくて仕方ない。現在は藤堂が社長を務める東京の公営カジノで働く雪だが、どんなに素っ気なくしても藤堂の態度は変わらず…?

感想やレビュー

#ワンダーリング #一穂ミチ 2014年発行 ノーモアベットのスピンオフだそうですが、歳の差CPが好きなので、こちらを先に購入してしまいました。 萌の導火線に火が付くまで長かった〜。 口は悪いし素直じゃないし性悪でツンケンの受けちゃん…先生はお好きなタイプなのかな。 雪のそのあり様が可愛く思える藤堂が、すごいとしか言いようがない(笑) 私なんて、生意気な口をつねりたくなっちゃう。 雪に振り回されながらも慈しむ藤堂と、一族で一番冷徹な藤堂兄レンフィの対比が面白かった。歪な歳の差兄弟愛。 文章の地の部分で受けの心理描写がほとんどなく、会話や行動で進み、ちょっと欲求不満が残った。

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