Bookstand
Bookstand
ぱりぱり

ぱりぱり

瀧羽麻子

実業之日本社

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

才気あふれ、17歳という若さでデビューをとげた詩人・すみれ。幼い娘の成長に不安を覚える母、生徒に詩人としての才能を見出した中年教師、姉の自由さに苛立ちながらその才能に憧れる妹、伸び悩む詩人に苦悩する編集者、クラスメートの名前が書かれた詩集に出会う販売員、アパートの隣人にときめく大学生。すみれと係わったひとびとが、その季節のあとに見つけたものとはー。『うさぎパン』『左京区七夕通東入ル』の著者による爽やかな感動を呼ぶ青春&家族小説。

感想やレビュー

図書館で、どの本を借りようかなぁと 本棚の間を徘徊していたとき 黄色の装丁に惹かれて手に取った。 若くしてその才能を見出された 詩人すみれを中心に 彼女の周囲で自分のアイデンティティの在り方に 自問自答する6人の物語。 6人とすみれとの関係性には濃淡がある。 家族として正面からすみれと関わる妹や母。 高校の補習クラスで数日いあわせたクラスメイトと教師。 アパートの隣人や担当編集者。 いずれもすみれの存在によって自分を見つめなおす機会を得る。 周囲にそんな大きな影響を与えるすみれだが 本人はいたってマイペース。 その集中力、没頭力、鈍感力は ほんと、うらやましい。 自分の軸をつくるって、難しいのだ。

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう