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さよならの夜食カフェ

さよならの夜食カフェ

古内一絵

中央公論新社

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作品紹介、あらすじ

これまでたくさんの悩める人が訪れたカフェのクリスマス。店内では、一人の時間に浸る店主・シャールの姿が。シナモン香るココアの湯気の中、彼女ー御厨清澄が心の内をひっそりと語り出す。深夜のカフェを開いた理由と、その未来をー。

感想やレビュー

勘違い、仲違いはいつだって起き得る。 友達や家族には期待してしまうから、それが気付かないうちに甘えになってるときもある。 傷つくのは楽だから、自分を哀れるのは癖になる。そんな時は逆のことをする。自分が元気になることをする。美味しいのを食べたりするのだって良い。

1

マラン・カランシリーズ最終巻。 勘違いで三巻を飛ばしてしまう失態。 しかし今回もシャールさんの心籠った料理と優しくも力強い言葉に心身共に温まり、エールをもらった。 人生の王様である己の心の筋力を鍛えつつ前を向いて進もう。

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