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ししりばの家(4)

ししりばの家(4)

澤村伊智

KADOKAWA

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作品紹介、あらすじ

おかしいのはこの家か、わたしかー夫の転勤に伴う東京生活に馴染めずにいた果歩は、幼馴染の平岩と再会する。家に招かれ、彼の妻や祖母と交流し癒される果歩だが、平岩邸はどこか変だった。さああという謎の音、部屋中に散る砂。しかし平岩は、異常はないと断ずる。一方、平岩邸を監視する1人の男。彼は昔この家に関わったせいで、脳を砂が侵食する感覚に悩まされていた。そんなある日、比嘉琴子という女が彼の元を訪れ…?

感想やレビュー

澤村伊智「ししりばの家」読了。 面白かった。いや面白かった。 面白すぎてほぼ一気に読み終わってしまった。まあ、今回出張で新幹線に乗って時間があったのもあるが。特に今作は琴子が主人公なので琴子好きとしてはたまらない作品。小学生の時の琴子はあんなにおどおどしてたのか。ふむふむなるほど。 そして今作に全編ずっとまとわりつくようにでてくる砂...砂....砂....高校の時に読んだ安部公房の「砂の女」を思いざざ..出しざざざざさ...しまっざざざざああああーーーー....ああ、頭の中に砂が.... となってしまいそうなほど。 しかし澤村伊智さんの4文字のひらがなで綴るタイトルの響きのセンスはすごいなと。「ぼぎわん」「ずうのめ」「などらき」「ししりば」。なんだかよくわからない言葉たちなのだが、なぜか不穏な感じを受ける言葉。 だめだ、もうこの比嘉姉妹シリーズが止まらない。今日本屋で「ぜんしゅの跫」と「さえずちの目」買っちまったよ。楽しみだ。

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