遠き潮騒 風の市兵衛19
辻堂魁
祥伝社
作品紹介、あらすじ
深川で干鰯〆粕問屋の大店・下総屋の主が刺殺された。玄人の仕業を疑った北町奉行所同心・渋井鬼三次は、聞き込みから賊は銚子湊の者と睨み急行する。同じ頃、唐木市兵衛は返弥陀ノ介の供で下総八日市場を目指していた。三年半前に失踪した弥陀ノ介の友が目撃されたのだ。当時、銚子湊では幕領米の抜け荷が噂され、役人だった友は忽然と姿を消していた…。
感想やレビュー
2024/4/15図書館 3年前に失踪した友がすべて解決した後のとった生家への訪問と判断とが泣ける。