Bookstand
Bookstand
吹き溜まりのノイジーボーイズ

吹き溜まりのノイジーボーイズ

天沢 夏月

KADOKAWA

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

元吹奏楽部で現帰宅部の亜希は、担任の平野から、ある生徒達に吹奏楽を教えてほしいと頼まれる。学校のいらないモノが吹き溜まる旧講堂で亜希を待ち受けていたのは、学内で札付きのヤンキー少年達。怖じ気づく亜希だったが、下手ながらも音楽を楽しむ彼らの熱意に打たれ、共に文化祭を目指すことを決意する。しかし、吹き溜まりで最も有名な不良少年・夏目に、ヤンキーの音楽なんて誰も聞かないと言われてしまいー?ヤンキー少年と女子高生が奏でる奇蹟の青春ストーリー。

感想やレビュー

音楽に没頭すると、周りが見えなくなってしまう生粋の音楽バカ、一条亜紀。 そんな亜紀が、吹き溜まりに溜まるヤンキーたちを相手に、吹奏楽部を立ち上げる。 印象に残ったフレーズ 「本当に諦めたくないことがあったら、一度失敗したくらいで諦めるな。一度弾かれたくらいでヘコむな。ダメならもう一度やればいい。何度だってやればいい」 目が覚めたような感じがした。「諦めたくない」ことは、それこそ一度失敗したくらいで諦めてはいけないと思う。 自分も最近、大きな挫折をした。ここ数年、それこそ人生を懸けて努力してきたことを、意外な方向から奪われて、自暴自棄になりかけていた。練習にも身が入らずこれではヤバいと思っていた矢先、この言葉に出会った。 私も、自暴自棄になるのではなくて、もう一度、思い切りぶつかってみようと思う。 私は、この夢を諦めたくない。だから、自分が心ゆくまでぶつかりたい。

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう