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望郷

望郷

湊 かなえ

文藝春秋

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作品紹介、あらすじ

暗い海に青く輝いた星のような光。母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた“おっさん”が海に出現させた不思議な光。そして今、私は彼の心の中にあった秘密を知る…日本推理作家協会賞受賞作「海の星」他、島に生まれた人たちの島への愛と憎しみが生む謎を、名手が万感の思いを込めて描く。

感想やレビュー

淡路島のイメージで読んでいてなんとなく違和感…と思っていたら、舞台は因島だったんですね。 島という舞台には、それだけで独特の物語性がある。ただ、母親さえ違う思考回路ならこの悲劇はなかったのに、という話が多く、読んでいて少し食傷気味。一話、二話なら良いのだが、もっといろんな切り口の島の女の話が読みたかった。

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