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決別

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竹中 明洋

小学館

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作品紹介、あらすじ

金大中拉致、朴正煕夫人暗殺、朝鮮学校運営、力道山の囲い込み…日本のなかの「南北代理戦争」を炙り出す。

感想やレビュー

たまたま県立図書館が見つけ、借りる一気に読む。堅苦しい話でなく、具体的なことを通して文章が進んで行く。 作者は、もと「週刊文春」の記者読ませるものを持っているならと感じる。

総連、民団の概説書のような本。 入門書としては良いのかもしれないが、どこかで読んだような話が切り貼りされている印象。 各章とも、参考資料を数冊読んでレポートにまとめたらこんな感じになるかな、という以上の何かが伝わってこない。 唯一、力道山については、私はあまり知らなかったので、興味深く読んだ。

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