まきまきちゃんさんの感想、レビュー
まきまきちゃん
錚々たる作家達による怖い話7話を収録したアンソロジー。 個人的には乃南アサさん、夢枕獏さんの話が面白かったが、唯一最終話『康平の背中』のオチの意味がよく分からず悶々とす。読み返してみるか。
阿刀田高
新潮社
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さすが1970年代の作品。全体的に昭和臭プンプン漂うミステリー。 一読後、う~ん…これはアンフェアなのでは?の一言。ただ50年以上前の作品であること、著者のデビュー作という点を考慮すると、多少強引とも思える描写があれどアイデアは評価されるべき内容なのかも。
中町信
すきだらけ…なるほど!ふんわり独特な世界観が漂う素敵な物語。 絶品料理と様々な芸術とのコラボで悩める人々の心に息吹を吹き込む、ビストロ「つくし」。 料理描写が秀逸で味わいたくなるものばかり。心もお腹も満ちる世界で一番おいしい料理…食べてみたい!
冬森 灯
消防士・神谷夏美シリーズ第二弾。 生きる事への執念から勇気と知恵と振り絞り果敢に困難に挑み続ける夏美達。後半怒涛の展開で一気読み。 まさしくこれぞザ・パニック小説というに相応しい内容で、壮大なスケールの映画を観終わった後のような充足感。第三弾も楽しみ。
五十嵐貴久
粋でロッケンロールなおじ様達の東京湾釣り紀行。森沢氏とうぬま氏の小学校低学年レベルの掛け合いにニヤニヤしつつ終始楽しんで読ませて頂いた。 驚いたのは魚の解説や捌き方等のイラストが大変分かりやすかったこと!勉強になった。
森沢明夫