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カエルの小指 a murder of crows

カエルの小指 a murder of crows

道尾 秀介

講談社

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作品紹介、あらすじ

「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」詐欺師から足を洗い、実演販売士として生きる道を選んだ武沢竹夫に、訳ありの中学生・キョウからとんでもない依頼が。母親が残酷な詐欺被害にあったのを境に、厳しい現実を生きることになったキョウ。武沢は彼女を救うため、かつての仲間を再集結、大仕掛けを計画する。

感想やレビュー

道尾秀介「カエルの小指」読了。前作「カラスの親指」を再読したばかりなので、愛すべき登場人物たちにすぐ会えたのは嬉しい限り。(1人だけ会えないけど)。解説に書かれていたけど、道尾秀介さんもカラスの親指の続編作る気なかったそうだけど、この登場人物たちに会いたくなったから今回の作品が生まれたそう。うん。わかる。(偉そう) 今回はその愛すべき前回メンバーに新たに1人追加される。 その追加された1人に振り回されるメンバーだが、最後はやはり結束して大仕掛けを開始するってお話。 前回も感じたのだが、読み進めていくと、ああやはり続編だから1作目のドキドキ感ほどではないかなと思ってたのだが... やはりそこは流石道尾秀介。やってくれる。 これこれ!やっぱりこの作家はすげえ!!(前回も同じこと言ってる)ってなるのよ。道尾秀介の真骨頂だね。うん。 そしてまた、その後が気になる....

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