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佐藤雅彦

講談社

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作品紹介、あらすじ

ポリンキー、バザールでござーるからI.Qまで、新しい考え方で次々大ヒットを生んできた著者の処女短編集。CMプランナーとして、ゲームクリエーターとして、世の中に新しい世界をプレゼンテーションしてきた著者が研ぎ澄まされた感性と潔い文体をもって描いた、「超」短編集。一編ごとにちりばめられた独特の視点や、ハッとするほどかわいい美しい表現が、頁をめくるごとに心のどこかをクリックして、新しい窓をひらきます。

感想やレビュー

文章を書くのが大の苦手だったという佐藤雅彦さん。そんな佐藤さんだからこそなのか「文字」の概念が私とはかなり違うのを感じる。氏にとって文字は映像でもあり、数学でもあり、アイデアでもある。『計算の苦手な電卓』『実線と点線』『マヨネーズ』『分離』はアッと鮮やかに驚かされ、『電車でとなりの人に是非読ませたい詩』は是非左隣の人に見せてみたくなる😂実は人間がこわいオバケ、ネズミの道案内はかわいいし、『ABCvsあいうえお』はわかるわかるー!ポリンキーやだんご三兄弟や団子レポートも出てきてお得感満載の超短編作品集。

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