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積木の恋

積木の恋

凪良ゆう

プランタン出版

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作品紹介、あらすじ

恵まれない生い立ちから恋愛詐欺師となった蓮は、恵まれすぎている男たちの金を巻き上げることに、なんの罪悪感もなかった。次のカモにと狙ったのは、総合病院の長男である医者の加賀谷。呆気なく騙され蓮に夢中になる加賀谷を、内心馬鹿にしていた。なのにー生真面目で真摯な愛情、穏やかな逢瀬。加賀谷と過ごす優しい時間に、知ることのなかった感情が湧き起こるが…。

感想やレビュー

#積木の恋 #凪良ゆう #朝南かつみ #黒沢要 2011年10月発行 再読して涙する。 一度どん底に落ちてからのハッピーエンドの切ないお話大好きです❤️ プライドが高くて傷ついていたり、そんな陰影のある受けは、本当は可愛いところもあって好きです。 朝南かつみ先生の絵に惹かれて買った本で、初めて読んだ時は、パッとしない不器用な攻めに萌えなかった。 そこは相変わらずだけれど、表紙と扉絵は本当に素晴らしい。 加賀谷さんずっと蓮を好きでいてくれてありがとう!全編を通して読むと、読後感がとても良い。 ★表題作「積木の恋」 加賀谷を魅了したのは 詐欺師の蓮 そう仕向けたのは自分なのに 悔しくて、悲しみがつのる蓮…。 意地っ張りな蓮の心理描写は切なかった。 あの描写はズキューーーンときました。 馬鹿な自分にたたきのめされる蓮が なんとも不憫で可愛い。 2年後に再開する扉絵のシーンに涙する😭 ★CHRISTMAS BOOK 一緒に暮らし始めたふたり。カレンダーを毎日楽しみにして見る透(偽名は蓮)が可愛い。辛い経験を得ても、見ること、触ること、純粋で新鮮さを失わない心が切なかった。 ★NEW YEAR'S BOOK 加賀谷さん視点の日々の暮らし。加賀谷さんは常に控えめだけれど、上質な物を見極める審美眼がおありで好きになったー。 . . 新装版と同時に発売されたコミカライズも合わせて読みました。抽象的なラインの絵にとまどいましたが、原作のシリアスで切ない雰囲気のままで良かったです。こうい絵柄だと攻めに有利で、加賀谷さんがカッコ良すぎるし、細身の蓮の裸はあんなにゴツくないと思うのでした😂 音楽つけるとしたら、デュパ・リパ

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