
黒牢城
米澤 穂信
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
「おぬしならばこの曲事を解ける」本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。
感想やレビュー
荒木村重と黒田官兵衛に焦点を当てた直木賞受賞作品! 図書館で予約すること約1年、漸く手に取りました。 戦国時代×ミステリーは斬新で、読みやすく面白かったです。米澤さんの新境地に相応しい一冊です。
2
荒木村重の謀反と黒田官兵衛の牢屋に一年繋がれていた有岡城の中のはなし、面白かったが少し思っていたより軽い本だった
時代物でミステリーは珍しくて期待が大きすぎたかも。トリックがつまらない。最後は奥さんが大トリ。うーん。
読みやすかった。荒木村重、どんな人生を辿った武将だったか、初めて読みました。