まきまきちゃんさんの感想、レビュー
まきまきちゃん
改めてマカン・マランシリーズと出逢えた喜びを噛みしめ中。 シャールさんの名言は勿論、トルコ刺繍のオヤ等学びが多いのも魅力。 『先のことをあれこれ気にかけるより、今をできる限り上機嫌に過ごすこと』 今日も上機嫌な1日を!
古内 一絵
中央公論新社
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シリーズ第二弾。名探偵赤ずきんが今回も大活躍! お馴染みの童話にミステリ要素が加わり想定外に形を変えて出現。所々相手をディスる描写がツボにハマってしまい今回も楽しく読了。「ハーメルンの最終審判」の話にはちょっと切なくなった。
青柳碧人
胸にじんわり温もりが広がったまま読了。まさに心の浄化。 読みながら亡き父と最後に交わすことになった言葉を思い出し、後悔の念が込み上げてきた。家族を大事にしなくては…。 こんな風に皆に思い出してもらえる乙美さんの生き方があまりにも素敵で見倣いたい。
伊吹 有喜
実に見事な滅茶苦茶ぶり。 コロナ禍で一変した日常により道を踏み外した3人の転落劇場はスリルも突っ込み所も満載。スピード感溢れ手に汗握る展開には終始ドキドキ。後半はノンストップで読了。身体だけでなく、精神も侵すコロナの恐ろしさを間近で見た思い。面白かった。
染井 為人
著者のデビュー作。 かけがえのない時間を過ごした少年2人のほろ苦くも胸熱になる友情物語。想像していたテイストとは大分違ったが、昭和世代の私には懐かしい描写がチラホラあり、ノスタルジックな空気感や料理の描写も好み。テキ屋の焼そばが無性に食べたくなった。
上田 健次