ハリー、大きな幸せ
村井 理子
亜紀書房
作品紹介、あらすじ
翻訳家、エッセイストの村井理子さんの相棒は、黒ラブラドール・レトリバーの「ハリー」。生後3ヶ月で湖のほとりの村井家にやって来て、とにかくやんちゃで甘えん坊だった彼も、最近はすっかり落ち着いて、成犬としての貫禄が出てきた。黒々とした毛並みと隆々とした筋肉をたたえて眠るその姿は、なんというか、まるで近江牛!?一方、ハリーとも仲良しの双子の息子たちは、中学生になって思春期真っ盛り。母が問いかけても「あ?」とそっけないが、わが家にはハリーがいる。ハリーがいるから大丈夫。平穏そうに思えた村井さんちの暮らしは、コロナ禍で一変し…『犬がいるから』『犬ニモマケズ』に続く、大型犬とのかけがえのない日常を綴ったエッセイ集。
感想やレビュー
◎