墨のゆらめき
三浦 しをん
新潮社
作品紹介、あらすじ
思いは、森羅万象は文字に託され時空を超えて旅をする!実直なホテルマンは奔放な書家に振りまわされ、手紙の代筆を手伝うことになるが…。
感想やレビュー
面白かった!!男女の設定ではなく、男同士というのが良かった!ホテルマンの力くん(チカ)と訳アリの書道家遠田の話。筆耕の仕事依頼で、最初は怪訝そうなチカも、遠田の人柄の居心地のよさに懐くものの、実は遠田の過去は暗いものだった…。政と源みたいな感じ。久しぶりのしをんさん、やっぱりいい!
大変に面白かった。まさかまさかの展開。遠田薫くんを北斗くんで映像化してほしい